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裏見の滝

5週連続の展示会出張が終わり、ようやく休みをいただいて県内某所へ沢登り。

 

 

ゴルジュへ注ぎ込む10mほどの滝の前に、さて取り付いてみましょうと近づくと、裏側に通じる道が。

大蛇か?それとも、秘宝か?と、胸を弾ませ、潜り込むと、上へと繋がる洞穴があり、5mほど登ると小さなテラスが。

 

裏見の滝にご満悦。

水量が多いと気付けなかったでしょうが、これもタイミング。自然の作り出す地形の面白さに、心癒されるひと時でした。

 

※県内の沢ですが、少しアブが増えてきました。少しゆったりめのロングパンツに、トップスはシェルもしくはソフトシェル(フード付き)を着ておくと安心です。ピチピチのパンツやタイツだと、上からでも噛んできますので、ご注意ください。

 

 

 

 

 


滋賀の名谷、奥の深谷

百名谷に選ばれている、滋賀の奥の深谷へ沢登りに。

今年は水量が少なく、すこしヌメリが強く感じました。

パートナーは、某山の会のS先輩。

はじめてご一緒するので、最初は互いのスキルの確認や緊急時のサインの確認などに時間を割きました。

メインとなる滝はすべて直登しましょうということで、アグレッシブな遡行となりました。

 

下流には、明王谷があり、シャワークライミングなどのイベントが企画されており、関西沢遊びのメッカだそうです。コースグレードは2級ですが、自分のスキルに合わせて、直登・盍きが選べ、それ以上のグレードにすることもできます。短距離ながら、地形の変化に富んでおり、飽きずに楽しむことができる素晴らしい場所です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最後は、トレランシューズに履き換えて登山道を下山。

ファスト&ライトの沢登りスタイルです。

 

今回、沢靴下にドライマックスを使用しました。

速乾性に優れ、トレイルシューズと兼用で使え、かなり重宝しました。

トレイルシューズにはアルトラを。速乾性に優れ、グリップも良いので、フェルトシューズで歩くよりもずっと安心感がありました。アッパーも柔らかく、バックパックに収納し易いので便利です。

 

 

 


2017 春の記録

 

岩と雪と...。

 

聳り立つ岩壁。

大きく口を開けたクレパス。

興奮が胸を打つ瞬間。

 

 

 

 

 


孤高のビックマウンテン

北アルプスに位置する孤高のビックマウンテン。

仮称”SUPER C”の滑走を目的に行きましたが、ルートの状態悪く、偵察山行へと変更となりました。

 

 

1420mより、雪渓となり、未だ十分な積雪があります。

 

ルンゼを直登すると、落石やブロック雪崩が発生していました。

 

ルートの状態がよろしくないので、2,000mより尾根の雪壁へと取り付きました。

 

尾根に上がると岩峰が見えます。雪で繋がらないルートも多く、滑走には一苦労しそうです。しかし、何よりも雪崩が怖いエリアです。

 

谷の向きによっては、未だ多くの積雪があります。

 

しばらく尾根沿いに高度を上げて、目視にてSUPER Cの状態を確認します。エントリーポイントの鞍部には、そそり立つ雪壁。両岸を岸壁に挟まれたクロアール地形で、下部に向かって喉は細く、斜度と圧迫感はかなりのものと予想されます。陽の当たり方などで、雪庇が溶けやすい場所、斜面の緩み具合も分かり、どこからだとエントリーしやすいかなどリサーチします。

 

左俣との合流点からは、クレパスが口を開けていました。雪崩や落石など多く、狙える時期はほんの僅か、ポイントまでのアプローチルートも、条件に合わせていくつか用意しておきたいところです。

 

偵察を終え、尾根より沢へ懸垂。

 

積雪が多いとされた今シーズンでも、すでに賞味期限切れでしたが、なんとか合間を縫って、シーズン最後になるであろうシュプールを描くことができました。バディもご機嫌で滑走していました(笑)

クライム&ライドを堪能することができるバリエーションルート。日本には、素晴らしいフィールドがあると、改めて感じることができました。

 


立山

別山、龍王と滑りました。

今年はたっぷり雪があり、まだまだ楽しめそうです。

 

 

 


三方崩山

三方崩山南尾根雪稜-大ノマ谷滑走

 

<目的>

クライム&ライドの総合力を養うための技術講習

 

<ルート>

27日 大ノマ谷より、スキーシールにて、1400mまで。右岸のルンゼより南尾根に取り付き、1750mの大コルを経て、1820mにてツェルト泊

28日 幕営地として南尾根1820mより三方崩山山頂を経て、大ノマ谷滑走。

 

<個人装備>

スキー、兼用ブーツ、シール、スキーアイゼン、ストック、ビーコン、プローブ、ショベル、ピッケル、アイゼン、冬手袋(オーバー×1、インナー×2)、バラクラバ、ヘルメット、簡易ハーネス、安全環付きカラビナ×3(セルフビレイ用×1、確保デバイス用×2)、180-240スリング×1、カラビナ×4、ザック、3シーズンシュラフ、個人マット、軽量食器×1、はし、コップ、プラティパス、行動食2日分、飲料、ゴーグル、サングラス、ヘッドランプ、携帯電話

 

<団体装備>

ツェルト(忘れたため、テントのフライシードで代用)、コッヘルセット、バーナー、コンロ、じょうご、雪ブラシ、テントマット、土嚢袋(雪袋兼確保支点用)、プロテクション用アルパインクイックドロー×4(60スリング×4、カラビナ×8)、捨て縄(7mm×5m)、捨てカラビナ×1、ナッツ×3-4、リンクカム×2、ファーストエイドキット、スノーソー、50mロープ

 

<メンバー>

島田先生(山岳ガイド)・角野

 

<所感>

現場は、基本的に雪稜であり、一部岩となるミックスコンディション。岩は脆く、無雪期の登攀は難しいと判断される。カムやナッツが使用できる場所はなく、立木を支点としながら、ルートを構築。春先になり、野生動物の動きも活発化しており、カモシカなどによる落石なども多かった。岩の上のブロック状の雪が融解、崩落し、デブリを発生させている。それらが安定する時間帯や気象を見計らってのクライムとなった。気温差が激しいこの時期、雪面変化を時間軸で捉え、先読みしながら動くことが重要であることを学んだ。

 

大ノマ谷下部は積雪なく、藪こぎ。

 

スキーシールにて、1400m地点まで。

 

写真左のルンゼより、南尾根へ

 

落石が多いポイント。

 

当初、1750mの大コルにて雪洞泊を予定したが、熊がいたため、予定変更し、1820mで幕営。

 

リッジは立ち木で通過不能。一旦、ビレイしながら下降し、再びリッジへと登攀する。

 

岩は脆く、落石が多いため、スピーディな動きが要求される。

 

リッジは崩壊。尾根を乗り換えるため、トラバースする。この斜面も上部からの落石があり、スピーディなトラバースとなる。

 

雪壁登攀。リードを買って出たものの、雪庇を切るのに、手間取る。

 

1ピッチ以外、すべて島田先生のリードによるものだった。

 

三方崩山頂付近より、南尾根を眺める。

 

土嚢袋を使用し、支点を構築。

 

クレバスを避けながら、スキーにて懸垂下降する島田先生。

後、大ノマ谷滑走。

 

プロの技術と体力、知識に圧倒されつづけた2日間。

ギア選びの視点なども、実践を通じて勉強させていただきました。


Powder Hounds

 

 

 

 

 

 

 先日、山へ出かけてきました。東面は、緩むのが随分と早くなりましたが、北西面のツリーには、まだまだ新雪が残っていました。これから気温も上がると、2000m以上の山が良さそうですね。

 


福島とTeton Bros.

週中の展示会後、福島でした。

福島の桧枝岐は、Teton Bros.が製品をテストするエリアとして最高の環境としています。ここに訪れることで、改めてブランドのものづくりやスタイルを再確認したいと、ボスはじめ、テストクルーの皆さん達と、同じく時を過ごしました。

 

 

 

 

エリア一帯は、同県南部の奥深くにある谷間の街。急峻な山に囲まれ、大きな川が流れています。街の平均的なエレベーションは1,000m。コンパクトなエリアでありながら、ツアーリング向けのロングルートも取れれば、急峻なショートルートも取れるなど、山へのアプローチが非常に豊富なことが特徴です。また、日本でも有数の豪雪地であり、週末の寒波においては、24時間連続積雪量において全国で1位となるほど。四季のある日本は、さまざまな環境変化があり、日本固有の湿度や気温など、ファブリックの品質によってはその効果が低いものや劣化の著しいものがあります。ウエアの目止めに使う接着剤1つ取っても、そのチョイスは重要となります。様々な環境が備わったこの地は、プロダクトをテストする最高の場所であることを伺い知ることができました。

自身も今回は、同ブランドのベストセラーアイテムであるツルギジャケット、TBパンツを着用し、急峻なショートルートをスキーにてシール登坂。ファブリックの効果やギミックの使い勝手などを再確認することができました。

 

 

また、この場所を選んだ理由が単に環境だけではないということも分かりました。人口僅か500人の小さな村。そこに住む人々が温和であり、人間関係などにおいても居心地が良いのだと感じました。繊細なものづくりは、多くの気遣いに端を発していると思います。そういった意味で、人のやさしさは、きっとモノづくりに反映されているはずです。事実、エリア一帯に住む人達は、Tetonのフリースを着ていたり、ビーニーを被っていたりと、驚くほどいろんな場所で見かけることができました。

 

 

 

 

 

Tetonのファウンダーやクルーが見た景色、登った山、滑った山を、昨冬訪れたジャクソン・続いて今回の福島を体感することで、作り手達の思いをより感じることができました。そんな思いをユーザーの皆様にお伝えしていければ、とそんな風に思える旅でした。

 

 


源流釣行

 

原生自然の森でのアドベンチャーフィッシング。

ポイントまでのアプローチに往復8時間、釣り2時間。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この時期ならでは、半端ない数のブヨ。常時10匹を従えての遡行。

水がきれいだから仕方ないけれど、やはり少し気持ちが萎えるこの時期の沢。

 

 

起点から遡行約2時間30分。

釣りたいポイント横目にひたすらある場所を目指す。

同行者のK氏が、爆釣しつつも、3フォールズに阻まれ、その先へ進むことができなかったという場所。

 

行く手を阻む3フォールズが出現。

1つ目2つ目は可愛いが、3つ目が少し厄介。

 

 

 

水苔がびっちりと生え、岩盤が見えない状態。

チェーンアイゼンを忘れたことに後悔しつつも、ロカのピックを使い少し苔を剥がさせてもらい、セカンドの足場を確保。

柱状の軟岩で、ハーケンは打ち込めない。

カムの掛かりが良い適度なクラックも見つけづらく、支点構築に難儀するもどうにかこうにか。

 

もう滝はないだろうと魚の反応を見ながら、暫く釣り歩くと、少し離れて4つ目の滝が出現。

取り付いてみるものの、こちらはさらに岩が脆く、支点が作れそうにない。

草木も根が浅く、当てにならない。

ここは仕方なく盍き。

 

 

 

なんだかんだと5時間かけて、ポイントに到着

その滝を超えた先には、岩魚の楽園が広がっていた。

 

浅瀬でも7寸から8寸サイズの岩魚が、毛針を落とすごとに飛び出してくる!

その活性の高さに驚くばかり。

魚の模様もとても綺麗。

 

 

 

この日のために巻いた毛鉤が火を吹いた。

大きいサイズの毛鉤をつけると大物が飛び出し、少し小さめの毛鉤にはやや小さめが飛びつく。

外敵が少なく餌が豊富なのか、同じ場所に複数匹の岩魚がいる。

自分の巻いた毛鉤で釣るのは、実に感慨深い。

最高の1日だ!と心の中で叫んだ。

喜びと共に、足を大きく降り上げ、降ろした瞬間、

 

「バキッ!」

 

足元には、割れた○万円の竿が横たわっていた。

ショック過ぎる。。。

 

久しぶりの現場に、脚はくたくた。

折れた竿を手に、帰路3時間は苦行だった。

 

それでも、こんな素晴らしいポイントで岩魚と遊べたことは最高の歓び。

 


Field Report

地形図に示された河川を辿っていくと、その線が消えたところから先を指して私達は源流域と呼んでいますが、そんな場所への釣行へと出掛けてきました。

岩魚の棲む山域への釣行は、野生動物との遭遇も多いのが特徴です。

入渓して30分ほど歩くと、鼻を刺すような強い尿の臭いがしてきます。臭いの強さから、そう遠くない場所にその存在を感じさせるので、早速爆竹を鳴らし、森を凝視すると、100mほど離れた尾根にせわしく動く大型の野生動物の姿が。

爆竹や笛の音によって、私たちの存在を知らせることで、出会いがしらの事故等を防ぐことができます。

この辺は、付近にかつて人の暮らしがあった里山であって動物と人が行き交う緩衝帯だったそうですが、今では人の暮らしもなく保全に立ち入る人も少なくなり、動物たちに出会う機会が増えているようです。

 

入渓すると笛を鳴らしながら、遡行します。

岩魚は、生息場所によって模様が異なっています。外敵から身を守り気付かれないようにするため、身体の色を渓に近い色へと変化させる保護色は、色鮮やかなものから、くすんだものまで様々です。そんな変化の面白さを教えてくれたのは、同行したF氏。木の枝が沈んだ狙いづらい場所をルアーで丹念に攻めながら、岩魚を誘い出します。

 

 

 

 

 

 

この渓の核心である大きなスラブを超え、ゴルジュを曲がった先に広がる源流域は、動物達が自由に行き交う自然世界です。姿は見えなくとも、臭いや音、生き物たちの気配を間近に感じることができます。

自然の生態系が守られている神秘世界。自然との共生について、あらためて考える良い機会になりました。

 

今回同行頂いたF氏は、雑誌「鱒の森」に、別件で寄稿されていらっしゃいます。

機会ございましたら、ぜひ手にとってご覧になってみてください。