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ARC'TERYX BETA SL JACKET

多様なアウトドアアクティビティに対応するベータシリーズにあって、優れたプロテクションと動き易さを備えつつ、重量360gの軽さを実現した多才な防水ジャケット、BETA SL HYBRID JACKETのご紹介です。

 

 

ボディは、ゴアテックス”パックライト”とゴアテックス”Cニット”をハイブリッドに使用しています。

 

PACLITEは、ゴアテックス社がリリースしている軽量な防水素材で、多くのブランドでの使用実績があります。2.5層構造とすることで、3層構造よりも生地の重量を軽くすることができました。表生地(1層)、防水メンブレン(1層)、コーティング(0.5層)という構成は従来モデルから変わりません。2019年、ゴアテックス社がさらに強度に優れたコーティング層へと一新することで、パックライトは耐摩耗性が向上し、よりフィールドで積極的に使える素材となりました。

 

C-KNITも同じくゴアテックス社がリリースしている生地で、しなやかでストレッチが効いており、他のゴア3層トリコットと比較しても透湿性に優れます。こちらは、表生地、防水メンブレン、裏生地の3層構造です。パックライトのコーティングよりも重量は増しますが、ニット構造にすることでよりしなやかで動きやすく透湿性も向上します。

 

BETA SL HYBRID JACKETは、身体の部位によってそれらの素材を使い分け配置しています。裏返しにしたものを撮影しました。

 

肩と脇の下にはC-KNITを配しています。肩回りは、動きに柔軟性が求められると同時に、掻いた汗が蒸散する部位にあたります。また脇の下も発汗部にあたると同時に、腕を上げると引き上げられ、またねじる様な動きにも追従する柔軟性が必要とされる部位です。このことはクライミングハーネスを装着すると顕著に感じることができます。パックライトだけでは補えない動き易さに一役買っているのがCニットです。

 

首の後ろ部分には、別布を配しています。皮脂などの汚れによって生地が劣化し剥離することがあるので、その対策として貼られています。お洗濯など日常のメンテナンスにおいても、手首部分と併せて首後の部分も念入りに洗って頂くとウエアが長持ちいたします。

 


袖にはラバー製のベルクロカフを使用しています。クロージャーとしての役割のほかに、擦れて傷みやすい手首内側の補強となります。

 

グローブをつけたままでも操作し易い大きめのジッパータブ。脇下のベンチレーション、センタージップ、サイドポケットそれぞれについています。

 

 

フードは首元と後頭部のコードロックでフィッティングが行えます。強い風雨から弱雨まで、それぞれの状況に応じた開度調整ができ快適です。フードのツバは、フィッティングすることで適度なカーブを描き、雨の侵入を防ぐとともに、しっかりと視野を確保します。ヘルメット装着の有無に関わらず、クローズして左右に頭を動かしても、ズレることはありません。汎用性があり使い慣れたコードロックは、雨天時も瞬時に操作でき、破損時のパーツ確保にも安心です。

 

年間を通じて、オールラウンドに使えるBETA SL HYBRID JACKETの詳細スペックはこちらからご覧ください。

 

 

透湿に優れた軽量シェルが活況な中にあって、プロテクション重視のシェルは数少ない選択肢になっているのかもしれません。それでも山岳遭難を考えた場合、安定したプロテクション性能を発揮するゴアテックスプロダクトは外せない存在だと思います。トレイルから外れた崖下で想定外のビバークを強いられたとき、風除けのない岩場で一夜を過ごすことになったとき、あらゆる経験が道具選びに繋がるのかもしれません。

 


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