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信州戸隠トレイルランレース

歴史的な戸隠古道を走破するレース、「信州トレイルランレース」に出てきました。



このお話は、マラソン10�しか経験のない男が、28�のトレランレースに挑む激動の「苦悩と葛藤」6時間の物語です(笑)



初参戦にて、「激坂レース」と名高いこのレースへのエントリーに当たっては、決して自ら進んでではありませんでした。



ことの発端は遡ること5か月前。お客様より、トレランのレースがあるんだけど出てみないかとのお誘いを受けるも、暫し遠慮しておりました。



それもこれも、大学のアイスホッケー部時代に強制エントリーさせられた「魚津しんきろうマラソン10�の部」から約16年、長距離を走ることには皆無であった故、完走すらできないのでは(汗)という不安が頭をよぎったからでした。



が、何度かお誘いを受けるうち、結果的にエントリーの運びへと。

海岸沿いのトレイルを走ったり、少しずつトレーニングはするものの、イマイチ気が乗らず、準備そこそこで当日を迎えてしまいました。



なんて後ろ向きな奴なんだ!とお思いの方もいらっしゃるかもしれませんが、嘘はつけません。本当に気乗りしなかったのです。



戸隠へは、11月3日(土)の昼に入り、会場で事前受付を。



地元の町おこしを兼ねたスタイルで、前夜祭では、地元の方たちにより食と文化のおもてなしを受けました。「戸隠そば」や「おやき」など、土地の素朴な味はやはり人気でした。



参加料の中に、地元民宿やペンション・ホテルでの宿泊が組み込まれており、前日は、土地のおもてなしを受けながら、翌日レースに参加するというスタイルでした。



そして、大会当日11月4日(日)。



天気は良いものの、気温が低く、霜が降り、山頂には多少の積雪、というコンディション。

装備はテラノバのレーサー20に、レインウエア、スポーツ飲料1L、ウイダーinゼリー5コ、エマージェンシー関連用品。



エイドは約10�間隔で2か所。28�参加者は約400名。

ゲストの鏑木選手を迎えての午前9時スタート。





音楽隊による演奏がはじまり、観客に見送られながら戸隠スキー場内へと。長蛇の列の後半に。





スキー場を横切ったのち、細い登山道に入るので渋滞となる。なので、スタート時は、なるべく前に行った方が良いということに、結果気づいた。(ま、そんな体力はないのだけれど。。。)



登りは、スピードハイク。標高1330mから約3�で標高1740m地点まで登り上げる。





のち2.6�はダッシュで、1300m付近まで高度を下げる。





さらに約3kmをスピードハイクで1830m地点まで登りあげる。





折り返し





路面は、マッドコンディション、一部凍結。





のち標高1200m地点までの3kmをダッシュで降りる。グリップの良さそうな靴を履いている人は、ソールに泥を噛んでおり、泥離れが悪そうで、落ち葉が張り付いてやたら滑っている。砂利道、落葉、ガレ場、氷、泥と、路面コンディションは多様である。靴選びは重要なポイントだ。



山のセクションを終え、第1エイド(約13�地点)に着いたころには、疲労困憊。いつもの山行ならここで終わりである。が、まだ残り15�もある。

「うさぎとかめ」の話を思い出し、カメさん戦法。ドリンク一杯をいただき、休憩そこそこに出発。



気持ちの良いトレイルに出る。





途中、車道脇を走ったときは、ヒッチハイクしそうになった。





抜きつ抜かれつ。そのうち、顔見知りになり、愚痴を言い合う。

「いやー舐めてました。」そんな声をちらほら聞く。





「がんばりましょう。」と互いに声を掛け合うも、足は半分筋痙攣。だましだまし歩いたり走ったり。





戸隠神社宝光社の石段は、274段ある。あまりの辛さに怒りを覚えるほど。







ふくらはぎ、腿ともに悲鳴を上げている。辞めようと思えばいつでも辞めれるが、それも悔しい。





宝光社から鏡池のある第2エイドまでは、気持ちいいトレイルが続くとのことだった。







が、もはや気持ち良さなど感じない。残り8�の看板を見たとき、怒りで蹴飛ばしそうになった。





第2エイドに到着するも、休憩そこそこ。座り込んだら2度と起き上れる気がしなかった。





ここで22�地点。肉体の限界を精神力のみでカバーしている。人一倍辛そうな顔だったのか、係の人から、他の人より明らかに大きな声援を受ける。



「がんばれー!」



「がんばって〜!」



男性の声援より、女性の声援の方が、がんばれるのはなぜだろう(笑)



あまりにうれしくて、泪をこぼしながら、ふらふら歩く。多分、鼻水も垂れていた。むしろ、ちびっていたかも(それは嘘)。



森林植物園内は気持ちの良いトレイル。



が、もはやトレイルハイク。





せせらぎの小径を抜ければゴールだ。ゴール地点では、きっと多くの人が声援を送ってくれるはずだ。一緒にいたメンバーもきっと待っていてくれるはず!



そう思う気持ちが足を動かす。



いよいよゴール付近。



「がんばれー」と声をかけてくれる方々に「あざーす」とお礼を言いつつ、感動のゴール。。。





のはずが、、、





すでに表彰式も終わり、抽選会のじゃんけんぽん。鏑木プロと楽しそうに景品争奪じゃんけんをしている。



一緒に走った仲間も、1人は抽選会、1人はお風呂。。。



ほんとうにトホホである。



約400人中251位、6時間もかかれば仕方ないか、、、なんと一緒に参加したT氏は初参戦にて総合43位。驚きである。



今になって、高校、大学と経験した部活でサポートしてくれたマネージャーたちのありがたみに気付きました。

身勝手で薄情な男共より、やさしい女性がメンバーにいた方が絶対のお奨めです(笑)



「後ろからしか見えない景色がある。」



そんな言葉が、身に染みた1日でした(泣)





今回レースに出て気づいたことは、トレランの大会は多様な楽しみ方があるということでした。参加者の中には、走るだけでなく、歩いたり、写真を撮ったりとファンランを楽しむ方もいらっしゃいました。ご当地の食や文化にも触れ、楽しい一時も過ごせます。門戸が狭いように感じますが、意外に広いようにかんじました。

その一方で、レースとしての競技志向を優先するがあまり、木の根を踏みつけて走ったり、落石を引き起したり、登り優先の原則を怠るなど、山というフィールドを走るということの危険性やそこでのマナー、安全管理といった面についても、さらなる理解が必要であると感じました。

ハイカーとランナーが共存し、今後長きに渡り自然と親しむためにも、見直すべきは見直し、軌道修正しつつ、トレラン文化を築いていくと良いのではないでしょうか。



コメント
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  • 2012/11/06 12:45 PM
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  • 2012/11/06 1:56 PM
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